私にとってあんまり都合よろしくない事実といえば、


普段はエコ派をきどってるくせに、


上映開始から1年も経って、初めて足を運んだ


不都合な真実


しかも、それは、ゴアさんがノーベル賞取ったから、というわけでなく、


「近所で無料でやっていたから」


という、浅はかな理由だ。


中野区民じゃなくて、しかも、まだ見てない人のために書いておくと、ノーベル賞受賞記念で、12/13,14は、500円で見られるらしいよ。



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で、映画の感想。


映画で訴えていることは、まあ、今更な内容なので、あえて、ここで取り上げるまでもないのだが、そんなことより、ゴアさんだ。


「一瞬だけ大統領だったアル・ゴアです」という登場で掴みバッチりの、アメリカ人トップ2な彼の、1時間半にわたるプレゼンがすごい。姿勢、口調、から始まり、持ってくるデータやお涙ちょうだいな家族の事例、アニメーションで分かりやすく、強調したい場所は大道具使ってわざとらしく大げさに、といった具合の、すばらしいプレゼンテーションっぷりに感動、だ。




で、その後行った飲み屋は、「マイ箸もっていたらビール(630円)1杯無料」だった。エコバッグは持ち歩いても、アラスカで作成したマイ箸はあいにく持っておらず、ああ、そっか、ビールのために、マイ箸持ち歩かなくっちゃね、と、その日一番、「私にできる10のこと」(映画の最後に提唱されるお題目)を実践したい、と、感じた瞬間だった。


映画、あんまり役に立ってない。