0425


人一倍、へなちょこで、面倒くさがりで、我慢弱いのだが、


人二倍、好奇心旺盛で、挑戦好きで、Mっ気があり、しかも学習能力弱い私は、


2年前の「山手線一周35キロ」 で、あんなに懲りた経験を見事に忘れ、日曜日、またやってしまった。「秩父42キロ歩こう 」イベントに、参加。


東武鉄道主催のこのイベントは、埼玉の山奥、小川町から寄居まで、里山を12時間の制限時間内で歩かなくてはならない。OBSの「自然のなかで冒険をして、新しい自分を発見しよう」 を、自ら好んでやっているようなものだ、これって。



最初は、花見気分で楽しいハイキングなのだが、30キロ超したあたりで、限界点がくる。「自然の中を歩いて楽しいな」という気持ちが薄れ、「何で歩いているんだ、私。バスに乗って帰りたいよ~」モードに。この気持ちを騙し騙し歩く最後の気合いだけの10キロ、1時間40分が、へなちょこ自分との内なる戦いの時間だ。


で、それを救ってくれるのは、自分の強さじゃなく、一緒に歩いている仲間の後ろ姿なんだよね。


***


働かされすぎた足が、「もう動きたくないもんねー」と全面ストライキを発動したため、翌日は、新宿駅からオフィスまで、タクシー利用。へなちょこです。