スエーデン人&マレーシア人カップルを連れて、東京1日観光してきた。秋葉原で、鉄腕アトムの人形を見て「アストロボーイ」!と大興奮され、何が外国人の心に響くかは、イマイチつかめないなーと思った1日。
それはいいとして。
彼らのお土産リストにあったトップが、「包丁」。親戚家族ご一同に、日本の、スパっときれる包丁を買って帰りたいらしい。しっかりものの彼らは、昨日は築地で下見を済ませたという。この日はデパートに売っている、ショーケースのなかに入った包丁18,000円という値段をチェックした後、「築地よりやっぱり高いわね。ねえ、かっぱ橋はどこですか?」と聞いてきた。
かっぱ橋道具街!
またツウな場所の指定だな。行ったことないよー。私、食堂やってるわけじゃないもの。だいたい、山の手の人間だから、下町の地理は疎いんだって。・・・とも言っていられないので、彼らが、和食器に見とれている間隙に、かっぱ橋商店街に電話。
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下町のおばちゃんらしき人物 「おはようございます。かっぱ橋商店街振興会です」
私「あ、スミマセン。そちらはどこにあるんでしょう?今日伺いたいのですが」
下町 「(声3割り増し・テンポ3割減) ああああああああ、何をいそいでいるんですか。 おはようございます!でしょう。朝なんだから、そうねぇ、11時半頃までは、まず、おはようございます、って言いなさい。だいたいね、最近の方は、ご挨拶をしないのは、よくないことですよ、この間もね・・・ (と、このあと5分お説教)」
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ゲストがいるし、ちょっと急いでいたとはいえ、挨拶を抜かした私は、やっぱり失礼だ。久しぶりに、こんな知りもしない他人から、ガツンと説教されたよ。怒られているのに、なんか爽やかに嬉しかった。
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というわけで、今後、探検隊に電話するときは、挨拶してくれないと、お話しません。11時半までは、「おはよう」だからね。
あ、それと、外国人観光客が和食器を抱えて闊歩している、かっぱ橋道具街は、上野と浅草の間だった→ ここ 。 銀座線の田原町が一番近くて、日曜日は、店休み。