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まだ続くのか! はい、続きます。雪の話題。


小さい頃の東京は、今より明らかに寒かった。年に2,3度は、庭が真っ白になるくらいに、雪の積もる日が必ずあった。


朝起きて、一面の銀世界を目の当たりにした私は、いつもいつも、それこそ犬のように喜んで、転げ回って、雪まみれになって、「まだ誰も踏んでいない」ふわふわの白い地面を、自分の足跡でよごしていったものだ。

私が、私がこの雪景色を制覇するーー!!ってな具合に、鼻息荒く。


って想い出は、みなさんにはないですか?


スノーシューやってると、そんな頃を思い出す。「寒いから」「濡れるから」なんて、セコイ言い訳なんて考えもしなかった、雪が降っただけで、嬉しい嬉しい大イベントになったあの頃を。


アイゼン履くと、緊張して心臓がキュっと引き締まるけれど、

スノーシュー履くと、鼻孔がぷっくりふくれる。なんか単純な嬉しさで。


いやね、宣伝してるつもりじゃないんだけどさ 、こういった遊びは、沢山人がいたほうが楽しいじゃん・・・。スノーシューは、体力も経験もあんまり関係なく、一番気軽に遊べる、一番無邪気になれる、冬の楽しさ。


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そうそう、結局、今年は、3月のオーロラツアー の後、一人で「アラスカでスノーシュー&ウインターキャンプ」を下見してくることにした。で、その様子をバッチリここでリポートして、羨ましがってもらい、来シーズンは、もっとたくさんの人に味わってもらう。日本とは格別に景色が違うであろうアラスカの冬景色と、エンターテイナーなプロのアウトフィッターたちの唸るような仕事ぶりを。


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風邪かなー。花粉症じゃあるまいなー。そんなわけないなー。風邪ってことにしよう。じゃないと、これから、せっかく希望膨らむ季節の春先が、憂鬱極まりなくなりそう。うんうん、くしゃみが止まらなくて、目が痒いっていう、風邪。風邪。風邪。