▲アラスカはブルックス山脈からやってきた、カリブーの角(片方)落札現場。
土曜日、十数名でちんまりと行われた「探検隊ハンマープライス」。
使わなくなったけど愛着あって捨てられないモノたちが、誰かの手元で蘇ったら嬉しいよな、との気持ちから、思いついた、発作的趣味的イベントだったけど・・・。
譲った人間も、安く手に入れた人も、また太陽を拝めることになったモノたちも、嬉しい。一石三鳥じゃないか、ってくらいの気持ちだったけど。
結論を言うと、
少人数で、互いに顔がよく見えた人数だったから、というのもあるかもしれないけれど、結果的には、これは、ネットオークションとは全く性格を異にする「オークション」、だった。
出品されたバックパックもパタゴニアの服も革ジャンも靴もサンダルも鞄もハーモニカもナイフも色紙 もダイビング用品も本も辞書もロープも麩菓子も、
元の持ち主には、手に入れたときのストーリーがあり、長年使ってきた愛着感もあり、そんなたくさんの気持ちも一緒に、新しい持ち主にちゃんと渡っていたのが、嬉しかった。
「もう、そんなに高くなくていいよ」
なんて、出品者が値段を牽制する場面もあったりして、
何だかヘンテコだけど、温かい、いい空間だったなー。
そして、モノを媒介に、また人と人がつながっていくのがまた嬉しく、
新しく手に入れた、バックパックやパタゴニアの服や革ジャンや靴やサンダルや鞄やハーモニカやナイフや色紙やダイビング用品や本や辞書やロープを活用して、スノーシュー やら、GWの海外旅行 に出かけてくれたら、もっともっと嬉しいんだけど・・・な。