数ヶ月前まで、CメールとEメールの区別さえつかなかった自分が、「こんにちは。今日の約束は5時に新宿駅で」という携帯メールを送るだけで10分かかって癇癪起こす自分が、
本番中に携帯メールで長々と実況中継などできるはずもなく。
CP(チェックポイント)ごとに、電話で原稿を送っていたのだった。だから、この2日間の文章は、自分の言葉だけど自分の文章じゃない。ちょっとヘン。手伝ってくれた受け手側の本職はサッカー記者のため、つい、タイトルが、「ゴーーーール!」ってなってるけど、あの瞬間、そんなに私は興奮してなかったよ。「終わった・・・」って、静かにゴールした。
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日曜日、快晴。
山中湖畔のホテルで目覚める。
体は痛くない。足も、大丈夫。
金曜日の早朝、家をでたときと同じくらい、体に変化なし。
歩いていたのは遠い昔。
100キロ?
夢から覚めたように、
あれは、この一晩にみた夢だったかのように、
ぼんやりとした記憶でしかない。
大きなプロジェクトが終わった後の、空虚な喪失感漂う日曜日。
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木曜日から土曜日までの、合計睡眠時間3時間15分。ミソジすぎたお肌に、そんな生活がよろしいはずもなく、家に帰ったら、眼の下にクマができていた。大変大変~。今日はゆっくり眠りましょう。トレイルウォーカー100キロ の細かな感想は、またあした。
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このイベントへの参加を決めてから今日まで、
現地で、電話で、メールで、
直接的に、間接的に、
声で、お金(スポンサー)で、行動(サポーター)で、時間(ボランティア)で、
たくさんの方からの応援を、「キモチ」をいただきました。
ありがとうございました。
この「キモチ」が、私の心に温かくじわじわ広がるだけでなく、世界のどこかで、誰かの笑顔につながっている ことが、素晴らしいなと思いつつ、オヤスミナサイ。