trailwalker2

数ヶ月前まで、CメールとEメールの区別さえつかなかった自分が、「こんにちは。今日の約束は5時に新宿駅で」という携帯メールを送るだけで10分かかって癇癪起こす自分が、


本番中に携帯メールで長々と実況中継などできるはずもなく。


CP(チェックポイント)ごとに、電話で原稿を送っていたのだった。だから、この2日間の文章は、自分の言葉だけど自分の文章じゃない。ちょっとヘン。手伝ってくれた受け手側の本職はサッカー記者のため、つい、タイトルが、「ゴーーーール!」ってなってるけど、あの瞬間、そんなに私は興奮してなかったよ。「終わった・・・」って、静かにゴールした。


***


日曜日、快晴。

山中湖畔のホテルで目覚める。

体は痛くない。足も、大丈夫。

金曜日の早朝、家をでたときと同じくらい、体に変化なし。


歩いていたのは遠い昔。

100キロ?

夢から覚めたように、

あれは、この一晩にみた夢だったかのように、


ぼんやりとした記憶でしかない。


大きなプロジェクトが終わった後の、空虚な喪失感漂う日曜日。


***


木曜日から土曜日までの、合計睡眠時間3時間15分。ミソジすぎたお肌に、そんな生活がよろしいはずもなく、家に帰ったら、眼の下にクマができていた。大変大変~。今日はゆっくり眠りましょう。トレイルウォーカー100キロ の細かな感想は、またあした。


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このイベントへの参加を決めてから今日まで、


現地で、電話で、メールで、

直接的に、間接的に、

声で、お金(スポンサー)で、行動(サポーター)で、時間(ボランティア)で、


たくさんの方からの応援を、「キモチ」をいただきました。

ありがとうございました。


この「キモチ」が、私の心に温かくじわじわ広がるだけでなく、世界のどこかで、誰かの笑顔につながっている  ことが、素晴らしいなと思いつつ、オヤスミナサイ。




trailwalker4
#52 rainy sunday morning