trailwalker

靴のインソール(中敷き)を買いにアウトドア屋に行ったら、「いい足の指してますね~。力強い。なかなか、こんな指はないですよ!!」と店員に褒められた。褒められた、というか、絶賛された。他の店員もワラワラとやってきて、みんなで、「ほぉ~」、と。恥ずかしい。


ふくらはぎや足の指じゃなくて、もっと、顔とか眼とか髪とか服とか、普通にオンナっぽいところで褒められたい、今日。


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という恥ずかしい思いをして買ったインソールのおかげで、土踏まずアーチもバッチリ確保。いよいよ明日、100キロのスタート。


100キロという未知の世界に緊張はするが、頭のなかではゴールも見える。山中湖で、4人が手を取り合ってゴールする姿が。


実際に歩くのは明日からだけど、このイベントは、準備がとても大変で、もうやることは98%くらい終わっている。歩く4人の仲間での練習、横でサポートについてくれる車メンバーとの度重なる打ち合わせ、数十人の方々のご厚意は、20万円近くのファンドレイジングにつながった。(参加175チームX最低12万円のファンドレイジング=2100万円以上の寄付金が、このイベントで集まったんだねー。すごいすごい。)


2月、最初のスタートの段階では、なんてハードルの高いイベントだろうと思ったけれど、やってみれば、応援してくれる、賛同してくれる人々は周りにちゃんと沢山いてくれた。


2月から歩き始めて、気持ち的には、もう最後のチェックポイントまで来ている。あとは、気合いで歩くのみ。


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地球探検隊という会社で約6年やってきたレギュラースタッフを、今週末で終えることにした。週明けからは、非常勤。企画ベースでの仕事となる。この、人生チェックポイント、といえる日に、このイベントが重なってよかった。


地球探検隊から教えてもらったのは、「できないことなんて何もないんだよ。impossible is nothing。チャレンジする力。(しかも仲間と)」だったから、このイベント参加が、卒業論文みたいなものか。


卒業試験が、100キロウォーク。

悪くないんじゃない?