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アラスカやユーコンまででかけなくても、あったじゃないか。


高く青く広がる青空、誰も踏んでいない新雪の大雪原、キーンとした新鮮な空気。ガスも水も電気もない、ブナの森の麓にひっそり佇む小さな小屋。雪を溶かしてつくったココアを飲みながら聞く、尽きない冒険談。圧倒的な地球と一人でずっと向き合ってきた人だから、彼の話は不思議とじんわりと心に優しく染みていく。


今年のクリスマス、山形に暮らす仙人 に出会った。