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▲他のメンバーと体格違いすぎじゃん・・・!?



人間が、気持ちよく運べる荷物の重さは、体重の30%までだそうだ。体重60キロとしても、18キロか・・・。


が!


今回6日間Expeditonの装備リスト ↓は、何をどうやっても軽くこんな数字は超える。なんつったって、バックパックの推奨容量が「90-110L」だったもの。私のグレゴリーは、72Lだ。入りきるのか?


BACKPACK
SLEEPING BAG
SLEEPING PAD
SKI POLES
ICE AXE
CRAMPONS
PERLON ROPE
3 CARABINERS
PARKA
SHELL JACKET
SHELL PANTS
BASE LAYERS
LIGHT INSULATING LAYER
HEAVY INSULATING LAYER
PANTS
BOOTS
GAITERS
SOCKS
GLOVES
WARM HAT
GLACIER GLASSES
GOGGLES
SUNSCREEN and LIP BALM

HEADLAMP
6 trail lunches.
EATING UTENSILS
2 or 3 WATER BOTTLES
2+ LARGE GARBAGE BAGS
TOILET ARTICLES
1 GALLON ZIP-LOCK BAG
SHORTS AND T-SHIRT
BALACLAVA/ NECK GAITER
EAR PLUGS
BALL CAP
EXTRA BASE LAYER TOP
DOWN BOOTIES
CAMERA, JOURNAL & PEN
URINE BOTTLES

harnesses,
helmets,
avalanche beacons and probes


***


GROUP EQUIPMENT
tents,
stoves,
fuel,
pots,
6 breakfast & dinner & tea
shovels,


出発前、わざわざ東急ハンズまで出かけ5キロの秤を購入、ひとつひとつの重さをチェックしていった。個人装備(赤)だけでも、どうやっても23キロ超すし、さらに、グループギア(青)が入ると・・・30キロくらい??あ、水、水も2-3L加わるんだ・・・


去年、west coast trailの途中で、重さに耐えかね、石を投げ捨てた 記憶新しい私は、この「重さ」には敏感だ。重さは、体力と気力を奪っていく。だからこそ、出発前に、念入りに、お金と知恵をしぼって軽量化を試みる。無駄は省く。他と兼用できそうなものは省く。省く。省け!


でも、「必要じゃないけど省けない、心潤すムダグッズ」もあるのだ、と、エベレスト師匠のショージさんは言っていたのを思い出す。そうだ、そうだった。どんなときでも、心のゆとりは必要だったね。今回の私に省けない無駄は、一眼レフカメラ(それでもレンズは軽いやつ)と、日記帳と、


迷ったのが、「手鏡」。


顔も洗えない状況のなか、鏡見る必要はないとも言えるが、さすがに1週間自分の顔を見ないというのもなあ・・・。女捨ててるよな・・・。と、たった数十グラムであろうその鏡を、荷物から出したり入れたり出したり入れたり、何度も繰り返したのだった。


結論?

持って行きました。日々雪の反射光と直射日光で真っ黒く焼けていく自分の顔を直視するのが、精神的によかったのかどうかは、疑問だけど。



***


今日は会社休み。2週間も家を空けたので、まだ冷蔵庫がカラッポ。今日こそ買い物に行かねば。


乗用車を持たない私が、重たい荷物(米とかビールとか実家に届くお中元の缶詰漁りにいくときとか)を運びたいときは、最近は、自転車じゃなく、歩いて空のリュックを背負っていく。


・・・配達頼めばいいじゃん、って、突っ込まないで。