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「僕が500キロにも及ぶ縦長バンクーバー島太平洋岸のほんの一部、でも75kmもの長さのトレイルがあるのを知ったのは今から3年ほど前。 僕にとってはその時から心のどこかに引っ掛かっていたけどなかなか足を踏み出せなかった憧れの場所だった。 

憧れと言うとかっこいいかも知れない。 それは、たぶん僕には体力的に無理だろうな・・・、大体休みが取れないし・・・という感じのかなり消極的な憧れだ。 

そんな漠然としたイメージが一気に現実的に膨らんだ2005年の冬。決まったはいいが実際大変だろうなあ、トレーニングもしなきゃいけないだろうし、何より僕に出来るのかなぁ?という明らかな不安が僕の中に残ったのを覚えている。 

何しろこのトレイルを有名にしている理由というのが

・75kmの間、食事を補給する場所がない。
・スタートからフィニッシュまで一度始めたら最後までやり抜くかもしくは救助されるか。

という点だからだ。 バックカントリーのハイキング場所としては、その長さと条件の厳しさから、カナダでも1番有名なトレイルだと言っても過言ではない・・・。 

もちろんきついばかりではない。 パシフィックリム国立公園内にあるこのトレイルには、手付かずの温帯雨林(レインフォレスト)が残っているし、すぐそこの太平洋は、南北に回遊するザトウクジラやコククジラの通り道だ。 こんなセッティングの中を大好きなキャンプをしながら進むことができるのだ。 しかも1週間も。
 

一緒に旅した祐二くんの体験談より抜粋  全文は、もうすぐ完成 )」



昨年、「やってよかった」ナンバーワンに輝くこのウエストコーストトレイル

「20キロ超す荷物背負って75キロ1週間歩き続ける」って、普通の人にはちょっと冒険だけど、でも選ばれた人しかできないわけじゃない。1年間に、8000人もの人が歩いているトレイルだ。


10日間の休みと、
ちょっとのお金と
今から出発までの強い心構えがあれば、


・風雲たけし城に勝るトレイル75キロで大興奮

・温帯雨林のなか、マイナスイオン吸いまくり特典
・感じたことのない海の呼吸が聞こえるようになる
・ちょっとのことじゃ驚かない太い心臓を手に入れられ、
・「チームワーク」って言葉を体感して、

・1週間後、町で食べるビールとハンバーガーが、生涯で一番美味しく感じられる


と、沢山の宝物が手に入れられます。うん、このトレッキングを通じて、どーんと肝が据わった気がする。


今年の夏、このビッグ・チャレンジをしたい気合いの入った方がいれば、手配(&同行)します。まずは、声を出すところから。気になった方、ぜひご連絡を。



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久々に、このトレイルを思い出したのは、来週発行のCOYOTEが、「カナダ・ブリティッシュ・コロンビア特集」 だったから。


さらに、見逃せない雑誌といえば、ナショナルジオグラフィック今月号

グランドキャニオン、融ける氷河、クマ、マヤ文明、そして「愛」がテーマなんて!どの記事も見逃せない。「愛」は、時と共に消えてしまうのです。はぁ。