早起き築地散歩 がブーム到来気味の私は、強力助っ人の築地専門ガイド・Aaron を引き連れ、再び、やってきた・・・築地市場。今回は、「頭上を飛び交うマグロが見たい」と、気合いを入れて、5時に家を出た。すがすがしい朝だ。

こんな朝早くから・・・と思ったが、到着駅に近づくにつれ、長靴をはいたり、独特なカゴをもった人たちで、微妙に混んできた。築地の朝は、早い。

前回は気づかなかった、「魚臭さ」を感じさせる地下鉄の駅をぬけ、待ち合わせ場所へ。

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すがすがしい朝の寺。外国みたいだけど、ここはトーキョー下町どまんなか。

市場で働く人ですでに昼間の活気を見せる通りだが、目立つ集団がもうひとつ。外国人率が異常に高い。Aaron曰く、「イントレピッドの日本ツアーで、ツアー後に聞いたら、一番おもしろい、って言われるのがここだから」


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朝6時過ぎ、すでに築地観光は終わって駅に戻る金髪のお姉さんたちと、ひとりの青年。

私も急いで、市場の奥へと探検開始。市場内は、新鮮な魚を一刻も早く運びたい、気の立ったおじさまたちが真剣に働く場所なので、邪魔しないように、素早く、素早く、移動しましょう。荒い運転のトラックや木下サーカス顔負けの自転車は、上手に避けるべし。

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こんな自転車が、時速80キロくらいでつっこんでくる。

途中、かわいいタコたちや、「これはちょっと・・・」と思わせる巨大な貝を横目にみつつ、
1004   1005 ←なんと大きな貝。



「そういや、外国旅行中は、マーケットは観光場所としては重要度高いよな~」と改めて認識したりして、かなりツーリスト気分も高まってきたところで、いよいよお目当てのマグロとご対面。

マグロは、1キロあたり3000円の高級魚だから、ごろごろ転がっている1匹は、100-200キロあるので・・・って、、軽く車買えるくらいの値段じゃないかー。最高は800キロ級なんだっていやあ、改めて、マグロって、でっかいなー。

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無造作に、ゴロゴロしていた。ほとんど冷凍されていて、真っ白。尻尾の部分だけが切り落とされている。プロたちは、この直径15センチの円を見て、善し悪しを判断している。かっちょいい。


競り会場から、小売りの店へやってきた巨大なマグロは、電動のこぎりでキーキー切断されていき、

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ようやく、見慣れた大きさになります。ここまでくると、「おいしそう」と思う。私は都会っこなので、「鰺の開き」は、ヒラメのように平べったい魚だと、真剣に高校生まで信じ込んでいた。当然、マグロも、全体像より赤身を見た方が、しっくりきます。だらしないけど。

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