アラスカで縮こまった体を、暖かいカリブ海の波間に揺られて開放しようと、久々にキューバ音楽・ソンを聞きに行ってきた。お誘いをくれたitamaeさんは、日本人なのに、キューバの街角のバーをそのまま再現できる、素敵なミュージシャン。

あの幸せな数時間を、たった2500円で味わわせてくれる彼らはすごい。心の底から楽しそうに音楽を奏でる彼らの演奏を聴いていると、その表情を見ていると、私にも幸せの恍惚感がやってきて、細胞のひとつひとつが、ザワザワと喜びだす。

最近、自然だ、山だ、とアウトドア気味な私が、ここでキューバ音楽を取り上げ、キューバ好きだというと、あれ?と思うかもしれないけど、「好き」の根っこは一緒だ。

キューバに行くたびに感じる、「ああ、生きていて良かった~」と思える幸せ感は、本当は、とってもシンプルにしていて味わえる。お金じゃ買えない幸せは、そのへんに沢山ころがっている。


そして、itamaeさんをみていると、自分が大好きな分野で、人に幸せを分けてあげられる仕事を選んでいる人たちって、いい人生送ってる、と思う。最近周囲には、そんな人生を送っている人たちがたくさんいて、私は、毎日刺激されている。

私が目指す人生も、まだまだ途中だけど、そこだ。到達点を目指すのに大切なのは、itamaeさんが書いている、この言葉。

「感じて進むべきところを大事にすると、意外に良い結果を得られることもある。それにはもちろん普段から自分の直感を磨く必要はあるけれど。相反するようだが、継続する努力も直感を磨くことにつながる。」

次のitamaeさんが創り出す「幸せ」な時間は、3月5日青山プラッサ・オンセで味わえます。