「今まで何カ国ぐらい行ったことあるの?」「パスポート見せて」と聞かれることは多い。

パスポートは2年前に更新したばかりなので、スタンプはアメリカが断然多くって全然面白くないし、

私は「未知の国」への欲求よりも、「一度行ってピンと来たところを、テーマや訪問場所をずらして何度も攻める」欲求の方が勝つので、渡航回数に比べると、訪問国数は少ない。40は行ってないはず。

今はアメリカアメリカと騒いでいることが多いけど、ヨーロッパは、一昔、真っ当な添乗員時代にかなり足を運んでいる(通貨がユーロになる前の話なので、国境越えごとの両替、大変だった。)

で、たまには、ポルトガル、の話。

実はファッション雑誌じゃなくて、旅雑誌としてスグレモノだと踏んでいる「フィガロ」が、郷愁の街、リスボンというコピーで、今月、ポルトガル特集をしている。大ブームの韓国、じゃなくて、地味なポルトガルでしっとりと攻めてくるあたりが、ひねくれ者でカッコイイ。

で、それを見たのかどうか、この辺のアンテナ鋭い友人が、早速正月にポルトガルに行って、美味しいものを食べてきたらしい。彼女のHPは、「食!」だけに専念して毎日を綴っているが、ポルトガルも、美味しそう。(彼女にかかると、三食すべて、どこにいても、何を食べていても美味しそうだ)

スペインの陰に隠れて地味なポルトガルだが・・・。でも、その素朴さがこの国の良さだと思います。(メキシコよりグァテマラ好き、っていう感覚と一緒なんだけど。もっと分からないか・・・)

今年から全面的に始まったGAP社のポルトガルコースは15日間。この地に足を踏み入れたら、ぜひ「緑のワイン・VINO VERDE」を試してみて。さっぱりと、爽やかに美味しいっす。