半そで1枚、海抜ゼロ、雨が降り続くヒロの街から、ぴゅーーーっと走ること2時間。
アラスカ並みの防寒具と毛糸の帽子を被り、たどりついたのは、海抜4205m、雨雲を突き抜けて、まぶしいばかりの青空広がるマウナケア山頂。
トレッキングでもよかったのだが、ここは、ちゃんと車が通れる道が山頂までついており、しかも今は4WDに乗っているので、今回は手抜きして、車を使った。

高いところは、空気の粒が、キラキラとしていて、そこにいるだけで、気持ちが静かになる。眼下に広がる雲を眺め、落ち行く太陽と、一瞬一瞬変わっていく空の色を目に焼きつけ、日が落ちた瞬間から輝き始める星に息を呑む。

それにしても、ハワイ島恐るべし、だ。四国の半分もない大きさの島なのに、海水浴からスキーまでできる。4000m級の山がふたつもある。熱帯雨林から溶岩に覆われた一帯、牛がのんびり草を食む草原、そして砂漠。

笑えるほどに、ダイナミックに、変化に富んだ島だった。

この島に、これから遊びにいこうかな、という人は、
・水着
・サングラス
・毛糸の帽子
・ちゃんとしたレインコート
・サンダル
・登山靴

(と、ぱんつも)を、ちゃんとカバンに詰めてきてね。海と山、暑さと寒さ、太陽と雨、両方に対する準備が必要です。それと、日本の免許証。レンタカーないと、どこにもいけない。(ラッキーなことに、ハワイは国際免許不要!)

明日から4日間は、この旅の第三部として、マウイ島でコンドミニアムに宿泊。典型的なハワイっぽい形の旅になる・・・予定。

ps
庄治さん。コメントありがとうございます。
そうです。私が見たのは、高砂さんの、夜の虹の写真集でした。
見せてくれた人は、私がハワイに行くことはしらなかったし、見た私も、そこがハワイ島だなんて、知らなかった。ここで虹をみて、ハッと思い出しました!

夜の虹は見なかったけど、昼の虹は100回くらい見ました。今日は、マウナケアの山頂から、眼下にかかる虹を!